建設廃棄物の処理費用を30%削減する「自社持ち込み」徹底ガイドと注意点
建設現場では、解体やリフォーム、土木工事などの際に大量の廃棄物が発生します。
その処理費用は、工事全体のコストを圧迫する大きな要因のひとつです。
近年、処理コストを削減する手段として注目されているのが「産業廃棄物の自社持ち込み」です。
本記事では、建設廃棄物を自社で持ち込む際のメリット・具体的な手順・注意点をわかりやすく解説します。
なぜ「自社持ち込み」でコスト削減できるのか

通常、建設廃棄物は収集運搬業者に依頼して処分場まで運んでもらいます。
この場合、収集運搬費・積込費・人件費などのコストが加算されます。
一方、自社で廃棄物を直接処理施設へ搬入すれば、これらの中間コストを大幅にカットできます。
特に、現場が処理施設の近くにある場合や、定期的に廃棄物が発生する業者ほどコスト削減効果が大きく、最大で30%程度の経費削減も期待できます。
自社持ち込みを成功させるための4ステップガイド

自社持ち込みは、「自らの運搬」にあたり、廃棄物処理法の規定に従って行う必要があります。
ステップ1:運搬車両と人員の確保・確認
自社車両が産業廃棄物の収集運搬に適した構造であるかを確認します。
運搬中に廃棄物がこぼれたり、風で飛ばされたりしないよう、シート掛けや専用容器の利用が必須です。
運搬車両には、「産業廃棄物収集運搬車」である旨と、事業者名、連絡先を明記した表示が必要です。
ステップ2:持ち込み先の選定と事前確認
全ての処理業者が自社持ち込みを受け入れているわけではありません。
持ち込みしたい中間処理施設(処分場)が持ち込み対応しているか、自社の排出する廃棄物の許可を有しているかなど、事前にWebサイトや電話などで確認しましょう。
ステップ3:マニフェスト(産業廃棄物管理票)の準備
自社運搬であっても、マニフェストの交付義務は排出事業者にあります。
廃棄物の引き渡し時に、「運搬」の項目を自社で記入したマニフェスト(紙または電子)を処理業者に渡します。
運搬業者の欄に自社の情報を正しく記載することが、法令遵守の鍵となります。
※マニフェストの書き方については下記のコラムをご参考ください。
【記入例あり】混合廃棄物のマニフェストの書き方とは?
ステップ4:現場での分別徹底と積み込みの工夫
持ち込んだ廃棄物が分別されていない「混合廃棄物」の場合、処理業者が選別作業を行うため、高額な処理費を請求される可能性があります。
木くず、金属くず、廃プラスチック類など、品目ごとにフレコンバッグやコンテナで分別し、単一品目として持ち込むことで、中間処理費も削減できます。
自社持ち込みの際の重大な注意点

自社持ち込みはコスト削減に魅力的ですが、以下の点に違反すると罰則の対象となる可能性があります。
「自社運搬」の原則
運搬できるのは、あくまで自社の従業員と自社の車両のみです。
他の事業者に運搬を依頼する場合は、産業廃棄物収集運搬業の許可が必要です。
特別管理産業廃棄物の取扱い
引火性廃油や廃石綿などの特別管理産業廃棄物は、通常の産業廃棄物とは異なる厳格な運搬基準が適用されます。
専門の知識と設備が必要なため、原則として自社持ち込みは避け、許可を持つ専門業者に委託しましょう。
マニフェストの最終確認
処理業者から返送されるマニフェスト(B2票、D票、E票)は、自社で確実に保管しなければなりません。保管漏れは行政指導の対象です。
自社持ち込みは、運搬コストを削減する強力な手段ですが、法令を正しく理解し、現場での分別と運搬作業を厳格に管理することが成功の絶対条件です。
適切な運用で、貴社の建設廃棄物処理コストを大幅に引き下げましょう。
愛知県の混合廃棄物処理は「リバイブ」へ

愛知県で建設廃棄物を持ち込みするなら、「リバイブ」がおすすめです。
弥富インターチェンジすぐの好立地にある弥富クリーンセンターでは、混雑していない時であれば、予約不要での持ち込みにも対応しています。
さらに、2t〜10t車まで幅広い収集運搬車両を取り揃えており、狭い場所の工事や大規模工事など、様々な工事現場から排出される建設廃棄物の収集運搬にも対応可能です。
経験豊富なスタッフが排出状況に応じたベストな処理体制の構築をサポートします。
リバイブは迅速かつ柔軟な対応力が魅力ですので、愛知県で建設廃棄物にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。